紅餅をご存知ですか?
今週のお花はベニバナさんとスプレーバニラという白い小バラさんです。
プリプリっと華やかな芍薬の蕾に心ひかれたけど、きょうはなにかいつもとちがうお花がほしくてこれを選びました。
ベニバナといえば、思い出すことがあって・・・・・・
小学生のころ、父方の叔父がわたしたち姉弟にプレゼントしてくれた『漫画 人物日本の歴史』。その「江戸っ子」の巻に、江戸時代の商品作物の栽培例としてベニバナが挙げられており、油を取ったり、花弁をいっぱい集めて杵でついて、「紅餅」という口紅の原料を作るということが紹介してあった。
それを読んで以来、「花びら作った餅ってどんなんなんだろう?モチモチしているんだろうか・・・・」と、紅餅の存在はわたしのなかで無限の浪漫を生む忘れがたい存在となっている。
ふと思い立って検索してみたら、こんな感じらしい(「tezomeya note」さんの記事より)。
そうか、餅というのは比喩で、花弁を固めた感じなのか・・・しかし美しいですね。
わたしも今回のベニバナがしおれてきたら紅餅を作ってみたいと目論んでおります。