占い雑誌『My Calender』でご紹介いただきました(ウェイト=スミス・タロット物語)

占い&ライフスタイルマガジン『MyCalender』2020年秋号にて、担当書籍『ウェイト=スミス・タロット物語』(K・フランク・イェンセン著、江口之隆訳、ヒカルランド、2019年)をご紹介いただきました。

業界唯一の占い専門誌として有名なマイカレですが、今回はまるごと1冊、タロット占い特集ということで、とくに話題沸騰中。

実際読んでみても本当に神回で、タロットの歴史、おすすめ書籍、定番から変わり種まで愉快なタロットカタログ(物欲が刺激される…)、人気タロット師さんたちによる1枚1枚の解説まで付いた充実の占いレクチャーまで、この1冊で向こう半年は優に満喫できそうです♪

『ウェイト=スミス・タロット物語』は、「タロット本ガイド〜深遠なるタロットの世界に誘う24冊〜」のなかで、「タロットの歴史を深掘りしたい」方のための1冊として選んでいただきました。名著も多い数多くのタロット本のなかから本書をご紹介いただき光栄です。

マイカレ編集部の皆様、ありがとうございます!

【書籍情報】

〈内容紹介〉
誕生100年後も全世界ベストセラーを走り続ける驚異的タロット誕生秘話と数奇な運命のすべて。神秘学研究の碩学アーサー・エドワード・ウェイトと類まれなる感性を持った画家パメラ・コールマン・スミス。二人の才能が創り上げたタロット永遠の名作はいかにして誕生したのか?作者達の生涯、当時の出版・印刷事情、時代を超えて生まれ続ける数々の「リメイク・デッキ」を含め、ウェイト=スミス・タロットの魅惑的世界の秘密を解き明かすタロット研究の決定版!貴重な最初期版カード「パメラA・B・C・D」(「恋人」及び「太陽」札)世界初収録。画家パメラ・コールマン・スミスのタロット線描画78枚完全収録。

◆試し読みはこちらからどうぞ

[著者] 
K・フランク・イェンセン(K. Frank. Jensen) 
1933年、デンマーク・コペンハーゲン生まれ。1975年、黄金の夜明け系のタロット書を発表。同年、「遊戯研究室」を立ち上げ、タロットカードや占い用カードの収集、分類、分析、保管を開始。その後、次々とタロットや関連本を世に問う。30年余をかけて形成された氏のコレクションと人脈は比肩するものがない。とりわけ近代タロットの収集は徹底したものであり、20世紀中に作られたタロットの95%を押さえたと言われる。常に物証をもって発言する姿勢は、とかく虚構が忍び込みやすいタロット界にあって、斯界の常識的議論に大いに貢献した。1989年から1996年にかけてタロットと占いカードを専門に扱う研究誌『マンテイア』の編集発行人となり、全16号を刊行。2002年、国際タロット協会より功績賞を贈呈される。2016年、他界。享年83歳。氏の収集物は現在ロスキルド大学図書館に収蔵され、氏の名前を冠して「K・フランク・イェンセン・コレクション」と称されている。 

[翻訳・解説] 
江口之隆(えぐち これたか) 

1958年、福岡県生まれ。魔術研究家、翻訳家。1983年、日本初の黄金の夜明け団の歴史書『黄金の夜明け』(共著、国書刊行会)を上梓。1984~85年にかけて英国・ウォーバーグ研究所で夜明け団研究を行う。主な著書に『黒魔術・白魔術』(長尾豊名義、学研)、『西洋魔物図鑑』(翔泳社)など、訳書にリガルディー編『黄金の夜明け魔術全書』、クロウリー『新装版777の書』(国書刊行会)、シセロ夫妻『[黄金の夜明け団]入門』、デイヴィス『スーパーナチュラル・ウォー』(いずれもヒカルランド)などがある。Webサイト・Twitterアカウント「西洋魔術博物館」を主宰。魅惑的な西洋魔術の世界に関するウィットに富んだ情報発信が幅広い層の人気を呼んでいる。

[タロット図版]
パメラA〜Dは、日本有数のタロットコレクターとして著名な夢然堂さんから図版をお借りいたしました。この場を借りて御礼申し上げます。夢然堂さんのTwitter(↓)はタロットやプレイングカード好きの方にはたまらない情報の宝庫です。ぜひフォローされてみてください♪ HPのコレクションページの稀少デッキの美しい画像にもうっとり・・・

【その他】
2019年の春にタロットファン垂涎の展覧会が大牟田で開催! 本書でも使わせていただいた貴重な最初期ライダー版の現物も降臨!! その際のレポートでおます。ちょっとおのぼりさん全開で文章が浮かれまくってますが、よろしければご覧ください♪